
千葉県銚子市沖における協議会(第6回)
三菱商事をはじめとする、企業連合が銚子市沖洋上風力発電事業から撤退を表明し、私自身も衝撃を受けました。
この撤退を受け本日、千葉市内で協議会が開催されオブザーバーとして参加しました。
議題として(1)撤退の判断に至るまでの経緯や撤退後の対応について【三菱商事】(2)県の今後の取組等について【千葉県】(3)国の今後の取組について【資源エネルギー庁】説明がありました。
撤退の表明を受け、早速、千葉県は、選定事業者撤退により影響が懸念される県内中小企業者等の支援として、商工労働部内に相談窓口を9/3に設置、また、影響調査を9/5から実施しております。
三菱商事からは、今後の地域での取り組みについて説明があり⚫︎洋上風力撤退後も、現在取り組み中の施策は着実に完遂すること。(漁業との共生に資する取り組み、地域産業・雇用の振興に関する取り組み・住民生活・教育に関する取り組み)⚫︎三菱商事銚子支店は継続。洋上風力以外の事業や地域の課題解決に引き続き取り組むこと。
⚫︎早期の再公募に向け、政府・県と連携し、データ提供を含めて協力を行うこと。等の発言がありました。
さらに、千葉県からの提案で、関係者が今後も一緒に、これまでの取組を基本として、地域の未来づくりをどのように進めて行くのかを検討することとし、その検討の場として「銚子地域の未来創造会議」を設置することになりました。
この会議は、年内に3回開催することとし、その後も検討を継続することが確認されました。
いずれにせよ、経産省には、一日も早く再公募を実施するため、入札制度等の見直しを実行して頂き、事業者が入札に参加できる体制を実現して頂きたいと強く願います。
2025年9月8日