利根川河口堰大規模地震対策事業
本日、東庄町公民館において、独立行政法人水資源機構主催の「着手式」が挙行されました。
昭和46年利根川河口堰と黒部川水門は、頻発する塩害と首都圏の水需要の高まりに対処するため、昭和46年完成しました。
以来、利根川下流部の塩害防除機能と東京都・埼玉県・千葉県・銚子市への都市用水・農業用水供給を担い続け50年余が経過しましたが、この地域にとって極めて需要な施設となっております。
今回の事業は、これまでの事業効果に加え、マグネチュード7クラスの首都直下地震が発生した場合でも、施設の機能が保持されるよう、本年度から事業が実施されます。
迫り来る大規模地震に備え、河口堰の使命を維持するため、事業費 550億円、工期15年(令和6〜20年度)近年に無い一大事業であります。
この度の事業はじめ、現在、整備が進む利根川河川敷の国土強靭化事業に感謝するばかりです。
2024年12月7日